ヤンゴン市郊外に香港・台湾連合が工業団地を開発へ

 ヤンゴン市郊外のタンダビン郡において香港と台湾の企業連合(コンソーシアム)が5億米ドルを投じて近代的な工業団地を開発することがわかった。ヤンゴン管区政府の発表を7Day Daily紙が伝えたもので、これによると、同コンソーシアムはタンダビン郡内で1,000エーカーの土地を利用し9年をかけ工業団地を造成、開発する。5月10日から開催される「第2回ヤンゴン管区投資フォーラム」においてヤンゴン管区政府と覚書(MOU)を締結する。  ヤンゴン市開発委員会のマウン・マウン・ソー議長(ヤンゴン市長)は2018年6月に行われたヤンゴン管区議会で、ヤンゴン市郊外の11郡で工業団地を開発すると発表していた。対象となっている郡は、コムー、クンジャンゴン、カヤン、トングワ、トゥンテー、タンリン、チャウタン、タィッチー、モービー、レグー、タンダビンの11郡。  ヤンゴン管区投資委員会のノーパン・ティンザー・ミョー委員長(カレン民族担当相)は「タンダビン郡以外の郡についても多くの関心が寄せられている。覚書を交わす段階にないのでまだ公表できない」とコメントした。