鉄鋼製品輸入で10億米ドルの貿易赤字 工業相が懸念表明
軍評議会(SAC)工業省のチャーリー・タン大臣は、鉄鋼製品の輸入が年間200万トンにのぼり、貿易赤字が毎年10億米ドル(およそ1,350億円)を上回るとして懸念を示した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じた。 国内の需要量は年250万トンだが、国内生産量は100万トン以下にとどまっている。同工業相はミャンマーは豊富な鉄鉱石を有しているとして、採掘・生産を増強し自給自足を達成する必要性を強調した。 現在、国防省や工業省などが国有製鋼工場を運営しているほか、362の鉄鉱石製錬所が登記されている。(時事通信社提供)
家庭用EV充電器5基を輸入 税金減免で調達優遇
軍評議会(SAC)商業省によると、バッテリー式電気自動車(BEV)用の家庭向け充電器5基が2月21日、ミャンマー国内の港に到着した。国営英字紙Global New Light of Myanmarが報じたもので、EV普及を図る政策に沿って、充電器は輸入関税が免除される。 ミャンマー投資委員会(MIC)は15日、EVと関連事業への投資を優先して認可する方針を発表。また、EVの製造や点検サービス、再生可能エネルギーによる発電、充電サービス、電動バス運行などにかかわる事業者を対象に、国内で調達ができない関連設備や部品などの輸入税を軽減もしくは免除するとの方針を明らかにした。(時事通信社提供)