本日は、この1年間に注目を集めたニュースをランキング形式で振り返ります。 （アクセス数ベース。集計期間：2019.1.1～2019.12.26） ★第10位★ ミャンマー中央銀行、日本円を決済通貨として許可 ミャンマー中央銀行は1月30日、日本円と中国人民元を決済通貨として許可すると発表した… ★第9位★ 中国製の日本車がミャンマーに輸入される可能性が浮上 中国で生産された日系自動車メーカーの中古車がミャンマーに輸入される可能性があることが… ★第8位★ 2020年から振替休日制を実施へ 土曜日、日曜日が祝日と重なった場合、振替休日として設定することが決定された。ミャンマー… ★第7位★ スー・チー国家顧問が来日、持続的な投資を呼びかけ 天皇陛下の「即位礼正殿の儀」参列のため来日したアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は… ★第6位★ ヤンゴン中央駅周辺総合再開発計画、住友商事が参画へ ヤンゴン中央駅周辺総合再開発計画で落札した企業連合のうち中国企業が倒産し、これに伴い… ★第5位★ ラカイン州への外国投資、日本が推進すると発表 在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎大使は、ラカイン州への外国投資の促進を日本が積極的に… ★第4位★ 外国人投資家による株式売買が解禁に ミャンマーの証券取引監督委員会が7月12日、ヤンゴン証券取引所における外国人投資家の株式… 第3位は、このニュース ＞＞  

ミャンマーの2020年祝日が下記の通り発表された。 8月に決定された振替休日制度の実施に伴い、土曜日・日曜日が祝日と重なった場合は翌月曜日が休日として設定される。 1月1日（水）：新年 [New Year’s Day] 1月4日（土）：独立記念日 [Independence Day] 1月6日（月）：振替休日 2月12日（水）：連邦の日 [Union Day] 3月2日（月）：農民の日 [Peasant’s Day] 3月8日（日）：タバウン満月 [Full Moon Day of Tabaung] 3月9日（月）：振替休日 3月27日（金）：国軍記念日 [Armed Forces Day] 4月10日（金）～16日（木）： 水かけ祭り [Thingyan Water Festival] 4月17日（金）：ミャンマー新年 [Myanmar New Year’s Day] 5月1日（金）：労働者の日 [Labor Day] 5月6日（水）：カソン満月 [Full Moon Day of Kasone] 7月19日（日）：殉難者の日 [Marty’s Day] 7月20日（月）：振替休日 8月3日（月）：ワソー満月 [Full Moon Day of […]

　ミャンマー建国の父アウンサン将軍の肖像が入った新紙幣（1,000Ks紙幣）が、2020年1月4日の独立記念日から発行されることが明らかになった。7Day Dailyが伝えた。 　ミャンマー中央銀行の発表によると、新紙幣のベースカラーは青色で、表面にはアウンサン将軍が、裏面には連邦議会がデザインされている。新紙幣の特徴として、紙幣ナンバーが英数字で縦書きに表記されている点が挙げられている。 　将軍の肖像入り新紙幣を発行すべきと議会で提案していた国民民主連盟（NLD）のアウン・キン・ウイン議員は「2017年7月に議会で提案が承認され、この度新紙幣の発行が実現したことを非常に嬉しく思う。今後、5,000Ks、10,000Ks紙幣にも将軍の肖像入りの新紙幣が導入されることを期待している」とコメントした。新紙幣の発行によりインフレの進行も懸念されたが、中央銀行関係者によると現在流通している1,000Ks紙幣と交換する形で流通されるため、経済への影響はないという。

　農業・畜産水産・灌漑省、農業研究指導局は、ミャンマー産マンゴーを品種改良し、通年収穫できるよう研究を進めていることがわかった。The Voiceが伝えた。 　同局の発表によると、ミャンマー固有のマンゴー「セインタロン」は例年5月から8月にかけて収穫されるが、これを1年間いつでも収穫できる品種に改良するための研究が行われているという。研究では地域や土壌の異なる44種のマンゴーの木と外国産のマンゴー2品種をそれぞれ掛け合わせる実験などが行われている。 　昨年、ミャンマーで初めてグローバルGAP認証を受けたシャン州南部で収穫されたマンゴー1トンがドイツのミュンヘン市へ輸出され市場で販売したところ、3日で売り切れたことがわかった。現地の小売り業者や消費者から高い評価を受けたという。

　欧州やニュージーランドなど5か国の旅券所持者を対象に、2020年1月1日からアライバルビザが許可されることがわかった。ホテル・観光省が発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。 　アライバルビザが許可されるのはオーストリア、チェコ、ハンガリー、ルクセンブルク、ニュージーランドの旅券所持者が対象で、滞在許可日数は30日。観光目的のみが許可され、滞在期間の延長は認められない。2020年1月1日から2022年12月31日までを試行期間として実施される。 　2017年にラカイン州で発声したテロ事件と国軍によるロヒンギャへの掃討作戦などにより、欧州からの観光客が40％減少している。このため、ホテル・観光省は外国人観光客を呼び込むため、ビザの免除やアライバルビザの許可を段階的に進めている。

　ミャンマー地場のシュエナンドー貴金属販売店が、小口金融のルビーヒル・マイクロファイナンスと提携した。12月15日に行われた両者による提携式典で発表されたもので、これにより市民がローンで金を購入できるようになった。The Voiceが伝えた。 　発表によると、両者は2019年4月から10月までを試験運用期間として定めローンを実施していたが、これが成功したため本格的な運用に移行するという。金の購入希望者は300万～700万Ksの価格帯で金の購入が可能で、返済期間は6か月から18か月の間で選択できる。 　ルビーヒル・マイクロファイナンスはミャンマー地場の飲料大手ロイヘイン・グループと東南アジアで広く小口金融を展開しているドラゴン・キャピタル・グループが合弁で設立したもの。

　ミャンマー米協会と国際金融公社（IFC）が共同で策定した米の品質基準をミャンマー政府、経済・貿易省に提出したことがわかった。ミャンマー米協会のミィン・ルイン中央執行委員が発表したもの。The Voiceが伝えた。 　ミィン・ルイン中央執行委員は「政府に提出したばかりで、現段階ではまだ何も反応はない。必要があれば呼び出しがあるかもしれないが、政府が諮問する専門家が精査するだろう。この品質基準は政府レベルのもので、最終的なものとなる」とコメントした。 　品質基準関係の最終決定権限者は教育省、国家基準策定委員会であるが、米の品質基準は経済・貿易省が最終決定することになっている。

　ヤンゴン証券取引所に2020年中に新規で3社が上場する予定があることがわかった。ミャンマー証券取引監督委員会のラー・チュン委員が発表したものをThe Voiceが伝えた。 　同委員は「新規に上場を希望している企業が数社ほどあり2020年中に3社が上場する予定となっている。現在、それらの企業に対する審査や研修を行っている」とコメントした。 　ヤンゴン証券取引所に上場しているのはファースト・ミャンマー・インベストメント（FMI）、ミャンマー・ティラワSEZ・ホールディングス（MTSH）、ミャンマー・シチズン銀行（MCB）、ファースト・プライベート銀行（FPB）、TMHテレコムの5社。

　投資企業管理局（DICA）が、企業情報を有料提供するための準備を進めていることがわかった。The Voiceが伝えた。 　同局の発表によると、投資家や一般国民が企業情報の開示を希望した場合、DICAはミャンマー会社法の第421条に従い、基本的な情報は無料で、詳細な情報は有料開示するという。 　同局は企業が所有する資産や時価総額についても開示できるよう準備を進めており、開示範囲に関して意見を募集している。送信先は dica@mptmail.net.mm で、2020年1月31日まで受け付ける。

　日本へ特定技能労働者を派遣できる海外労働者派遣会社61社が追加で発表された。労働・入国管理・人口統計省、労働局が発表したものを7Day Dailyが伝えた。 　労働局はこれまで34社のリストを発表していたが、12月21日に新たに61社が追加された。これにより、日本へ特定技能労働者を派遣できる海外労働者派遣会社は95社となった。 　同局の担当者は「派遣後も労働者のケアを十分にできる業者を選定した。選定された企業は労働者派遣に関わる倫理規定を順守する旨の書類に署名し、労働者派遣に関する国際規定の研修会に参加しなければならず、怠った場合はライセンスを取り消す」とコメントした。 　今後の動向については、海外労働者派遣会社の話によると2020年1月に介護と外食業の試験が実施されるという。