ダウェー経済特区に中国、香港、韓国企業が関心

 ダウェー経済特区に中国、香港、韓国企業が投資に関心を持っていることがわかった。The Voiceが伝えたもので、ダウェー経済特区管理委員会の発表によると、中国のパワー・チャイナ、香港系のVパワー、韓国の複数の企業がダウェー経済特区に投資するための調査を行っているという。  ダウェー経済特区は初期開発と本開発の2本立てで構成され、初期開発の対象エリアは6,600エーカーでイタリアン・タイが開発権を得ている。本開発の対象エリアは41,400エーカーで日本政府が関心を寄せている。Vパワーは初期開発のエリア内でLNG火力発電所を建設したいとしている。  中国の電力開発会社であるパワー・チャイナは、チン州の5か所で水力発電所を建設、運営するための事業権を獲得している。また、タイ国境に隣接するタニンダーリ管区ダウェー県ティーキー地域の6,676エーカーの土地を開発する工業団地開発計画においても開発権を獲得している。  香港系のVパワーは、LNG火力発電所(チャウピュー:150MW、タンリン:350MW、タケタ:400MW)の3か所および天然ガス火力発電所(チュンチャウン:20MW)1か所の計4か所を来年の電力不足解消のために建設する予定。