市場変化も ミャンマーの自動車輸入政策改定
ミャンマー経済貿易省の自動車輸入管理委員会は15日、2015年1月から輸入を許可する自動車のモデルを変更すると発表した。 現在の制度では、2003~09年モデルの乗用車・トラック・バスと2003~14年モデルの排気量1350cc以下の乗用車が輸入許可されているが、変更後は、2010年~15年モデルで左ハンドルかつ排気量1350cc以下の乗用車とバス、2005年から2015年モデルで左ハンドルのトラックとバス等が許可される見通し。 この変更を受け、日本では中古車のオークションに参加するミャンマー人が少なくなっている。 関連キーワード ミャンマー 経済、輸入、中古車、オークション
富士ゼロックス ミャンマー印刷業者向けセミナー活況
富士ゼロックスは18日、ヤンゴンのスーレー・シャングリラ・ホテルで、デジタル印刷に関するセミナーを開催した。 Fuji Xerox Asia Pacific Pteミャンマー支社と、ミャンマー国内の代理店が共催したもので、国内の印刷業者ら約200人が参加した。 セミナーでは同社の加藤英明GMがあいさつ、続いて「Exploring Digital~商業印刷におけるデジタルの重要性について」をテーマに発表が行われた。 富士ゼロックスは2004年にミャンマーで事業を開始、13年にミャンマー支社を設立し、代理店のヤンゴン本社ほかマンダレーとネピドー支店を活用し全国に事業を展開している。 関連キーワード ミャンマー セミナー、富士ゼロックス、印刷、ヤンゴン、マンダレー、ネピドー
東京都高校野球選抜チームがミャンマーで親善試合
ミャンマー日本外交関係樹立60周年記念事業のひとつで、今夏の高校野球、東東京・西東京大会の16強から選抜された2年生18人がミャンマーに遠征、24日にミャンマーの学生代表チーム、OBチームと対戦し、19対0で東京の選抜チームが圧勝した。 27、28日にはシンガポールで同国の学生代表チームと対戦、マレーシアチームと合同練習も予定している。 東京都高校野球連盟の武井克時理事長は「東南アジアは身近な国でありながら、恵まれない環境で野球をやっている子供たちが多くいる。これからの日本を背負う彼らには、グローバルなことに目を向けて、同じ世代の子供たちがどういう生活をしているのか、リアルな社会情勢を実感してほしい」と語った。 両国とも硬式野球の歴史は浅く、遠征チームは現地で満足に調達できないボールやグラブなどおよそ2トンの野球道具の支援物資を持参、全日空もオーバーチャージの免除で協力している。
JICA支援でミャンマーにPCR検査室が開設、「潜伏状態」の疾病検知へ
ミャンマー国立医療検査機関 National health laboratoryで5日、JICAの支援によるPCR検査室開設の祝賀セレモニーが行われた。 2012年3月に立ち上がったプロジェクト「主要感染症対策プロジェクトフェーズ2」によるもので、国内医療機関における主要感染症の検査能力の向上や人材育成に取り組んできたJICAをはじめとする関係者にとって大きな成果となった。 「血液対策分野の専門家たちの努力が実った。陽性反応の検知がしにくかった病気に対する確かな治療が可能」と関係者。検査室に投じられた費用は日本円で2000万円強となっている。
ミャンマー・ティラワ経済特区で投資認可証合同授与式
2015年の操業開始を目標に日本・ミャンマー両政府が官民一体で開発を進めている「ティラワ経済特別区(SEZ:Special Economic Zone)」において、11月25日付で日本からの投資事業案件に関し、第一号となる投資認可が下りたほか、引き続いて米国等からの投資事業案件に対しても投資認可が下りた。 これに伴い、12日に「投資認可証合同授与式」がティラワSEZ管理委員会主催で開催された。 式典には、ミャンマー側からはニャン・トゥン副大統領、ミン・スエヤンゴン地域首相をはじめとして、関連省庁の副大臣やヤンゴン市長が出席したほか、樋口在ミャンマー全権大使やMJティラワ・デベロップメント社の梁井社長、ティラワSEZに投資を行う各社代表が出席した。 式典では、セ・アウン ティラワSEZ管理委員長が「JICA専門家の協力なしに、速やかな投資認可を行うことは難しかった。これまでの協力に深謝する」とJICAへの感謝を述べた。 関連キーワード ミャンマー 投資、ティラワSEZ、経済特区、JICA