東京都高校野球選抜チームがミャンマーで親善試合

ミャンマー日本外交関係樹立60周年記念事業のひとつで、今夏の高校野球、東東京・西東京大会の16強から選抜された2年生18人がミャンマーに遠征、24日にミャンマーの学生代表チーム、OBチームと対戦し、19対0で東京の選抜チームが圧勝した。
27、28日にはシンガポールで同国の学生代表チームと対戦、マレーシアチームと合同練習も予定している。
東京都高校野球連盟の武井克時理事長は「東南アジアは身近な国でありながら、恵まれない環境で野球をやっている子供たちが多くいる。これからの日本を背負う彼らには、グローバルなことに目を向けて、同じ世代の子供たちがどういう生活をしているのか、リアルな社会情勢を実感してほしい」と語った。
両国とも硬式野球の歴史は浅く、遠征チームは現地で満足に調達できないボールやグラブなどおよそ2トンの野球道具の支援物資を持参、全日空もオーバーチャージの免除で協力している。