ミャンマー、4月1日より電気料金値上がり
3月19日に開催された国会において、4月1日からの電気料金値上げが採択された。 電力省によると赤字が続いているための止むを得ない措置で、一般家庭の料金は100ユニット(電力単位)以下はユニットあたり35ksに据え置き、100~200ユニットが40ks、200ユニット以上を50ks、事業所料金を50000~200000ユニット150ksと変更する。今回の値上げにより2840億ks(約284億円)の赤字を120億ks(約12億円)まで減らせると試算している。 国内電力の80%は水力発電で、1ユニットの供給に15ksの経費がかかるが、一般家庭で35ks、事業所は75ksの電気料金を負担しており、採算が合わないのは疑問があるとして国会議員が電力省の再調査を要求している。 今回の値上げの一般家庭への影響はほぼないとされるが、企業での電気料金は現在の倍になると予想されている。
ミャンマーのモバイルバンキング利用者3カ月で3000人超
Myanmar Mobile Moneyはミャンマー経済団体(MEC)傘下のインワ銀行とCB(協同組合銀行)が今年から取り扱いを始めたモバイルバンキングの利用者が3ヶ月間で3000人を超えた。 協同組合銀行はiOS、Android、WindowsなどのOSの携帯電話で口座間の送金、MPUカードへのチャージ、外貨換金率を調べることが可能で、3月19日からは通帳なし、メールのみで口座管理を行うe-Saving Accountも開始した。 e-Saving Accountは利率も既存の口座と同じで、メールアカウントを登録すると入出金管理が毎月メールで送られてくる。
アサヒGHD、Loi Heinとミャンマーで清涼飲料生産
3月5日、アサヒグループホールディングスとLoi Heinの合弁会社、Asahi Loi Hein社が資本金4600万米ドルでMIC(ミャンマー投資委員会)に認可された。 今後1年をかけシュエピーダに工場を建設し、清涼飲料水の生産をする予定。 Loi Hein社はAlpineやSharkなどの清涼飲料水・ミネラルウォーター・アルコールなどを生産。アサヒはアルコール、ミネラルウォーター・清涼飲料水・栄養ドリンク・栄養食品などを世界15ヵ国で生産・販売している。 今年に入りミャンマーではペプシ・コカコーラ・サンキスト・100プラスなど飲料メーカーが相次ぎ合弁の工場を建設している。