ミャンマー、4月1日より電気料金値上がり

3月19日に開催された国会において、4月1日からの電気料金値上げが採択された。
電力省によると赤字が続いているための止むを得ない措置で、一般家庭の料金は100ユニット(電力単位)以下はユニットあたり35ksに据え置き、100~200ユニットが40ks、200ユニット以上を50ks、事業所料金を50000~200000ユニット150ksと変更する。今回の値上げにより2840億ks(約284億円)の赤字を120億ks(約12億円)まで減らせると試算している。
国内電力の80%は水力発電で、1ユニットの供給に15ksの経費がかかるが、一般家庭で35ks、事業所は75ksの電気料金を負担しており、採算が合わないのは疑問があるとして国会議員が電力省の再調査を要求している。
今回の値上げの一般家庭への影響はほぼないとされるが、企業での電気料金は現在の倍になると予想されている。