ミャンマー・タイ国境で深刻な大気汚染

 タイと国境を接するシャン州タチレク郡区では、大気汚染が最悪レベルに達している。

 4月8日から9日にかけてタチレク地区環境保護局が大気汚染モニタリングを行ったところ、大気質指数(AQI)の24時間平均値がが300を超え、6段階の最悪レベルに達したことが明らかになった。

 タチレク市内では、先月から空気中の粒子状物質(PM2.5)などの汚染物質によるスモッグで視界が非常に悪くなり、タチレク空港では航空機の発着にも影響が出ているという。この大気汚染は、タイ側で行われている焼き畑や山火事が原因とみられている。

 ミャンマー人医師は「高齢者と子ども、呼吸器疾患がある人や妊婦は外出を控えてほしい」とコメントした。

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