軍評議会、国連マーク付きの車両を使用

 軍評議会(SAC)が国連マークをつけた乗用車やボートを使用している問題に関し、英国ロンドンに拠点を置く人権団体「ミャンマー説明責任プロジェクト(MAP)」が国連に対して調査を行うよう要求した。

 MAPによると、シャン州南部のピンラウンやペーコン郡区で発生した戦闘では、国軍兵士が国連マークをつけた乗用車を使用していたという。また、ラカイン州では国連マークを付けたボートで国軍が武器を輸送しており、ロヒンギャ難民の帰還のためにSAC傘下の政府職員が国連マークを付けた車両に乗っていたことなどが地元住民の証言により明らかになったという。

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