ミャンマーの大規模複合再開発事業、2021年の完成を目指す

 三菱商事と三菱地所が参加する大規模複合再開発事業「ランドマークプロジェクト」が、2021年の完成・開業を目指していることがわかった。ヨマ・ストラテジック・ホールディングス(YOMA)不動産部門の責任者が7月14日に明らかにした。三菱商事、三菱地所はシンガポールに合弁会社を設立し、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)からの優先出資も受け入れ事業に参画する。  このプロジェクトは、ヤンゴン市内ダウンタウンの一等地で元鉄道省の敷地(4ヘクタール)を再開発するもので、オフィス2棟、分譲住宅1棟、ホテル・サービスアパート1棟、商業施設などが建設される。名称は「ヨーマ・セントラル」に名称が変更された。  プロジェクトには、ファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI):12%、YOMA:48%、日系合弁:30%、アジア開発銀行(ADB):5%、国際金融公社(IFC):5%を出資している。また、敷地内ではペニンシュラホテルを建設する計画もあり、FMI:6%、YOMA:24%、香港・上海ホテルグループ:70%をそれぞれ出資することになっている。 [7Day Daily] 2017/7/15