ミャンマー、スーレー・シャングリ・ラ・ホテル横を大規模開発
香港のホテルチェーン大手シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは、小売店や飲食店が入るショッピングセンター、自動車500台を収容する駐車場、賃貸オフィスを含む「Sule Square」をオープンするための準備を進めている。場所はスーレー・シャングリ・ラ・ホテルの隣、ヤンゴン市街地のスーレーパヤー通りとアノーヤター通りの交差点。 アメリカの不動産サービス大手、コリアーズ・インターナショナル・ミャンマー社のトニー・ピコン代表は「ヤンゴンのビジネスマンは、スーレー・シャングリ・ラ・ホテルのロビーで客と会合しており、また自分のオフィスのインターネット接続が悪いときにはロビーで仕事をしている。Sule Squareが完成すれば、そのオフィスでビジネスがスムースに行えると期待している」と述べた。 同社の調査によると、ヤンゴンのオフィススペースの需要は、昨年末時点で10.7万平米で、現在はその倍にまで増加しているとみられる。オフィス賃貸料金の平均は、昨年末には平米あたり69.17ドル(=約8,560円)にまで上昇した。 [Yangon Time]
ミャンマー中銀、輸入業者にドル供給
ミャンマー中央銀行は16日、ネピドーで行われた輸入業者との会合で、必需品として輸入しなければならないガソリン・食用油・セメントなどの輸入業者に対し、米ドルを中銀の定めた公定レートで直接業者に販売する方針を固めた。 ミャンマーでは通貨チャットの急落でインフレ懸念が強まっているが、輸入業者は公定レートで外貨を入手でき、輸入商品の価格を下げることで物価の高騰を防ぐ。 ミャンマー機械用油輸入販売協会のウィン・ミィン事務長は「ドル高により輸入品の価格が高騰しているため、ガソリン・食用パーム油・セメントなど重要な製品を輸入している業者に対し、中央銀行は国内銀行を通して必要なだけドルを売ってくれる」と述べた上で、「銀行には民間銀行も含まれる。国営銀行のミャンマー外国貿易銀行(MFTB)、ミャンマー投資・商業銀行(MITB)も含まれる」と語った。 [The Voice]
ミャンマー・インレー湖がユネスコエコパークに
8日から12日にパリで開催された第27回世界生物圏保存地域会議において、インレー湖がユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された。これにより、インレー湖が長期的に世界各国から協力が得られる可能性が広がった。 ミャンマー・グリーン・ネットワークのデー・ギー・タン・スィン会長は「UNESCO(国際連合教育科学文化機関)のユネスコエコパークに登録されたことにより、諸外国は保存に向け協力を表明しているが、ミャンマーも泥土の堆積を抑制するなど、保存を進んで行うべきだ。」とコメントした。 インレー湖は海抜1300mのシャン高原に位置し、多様な生物が生息している。ミャンマーでユネスコエコパークに登録されたのはこれが初めて。 [7Day Daily]
ブルネイの企業がミャンマーに携帯電話製造工場を開設
ブルネイのサークル・テクノロジー社は、シュエパウカン工業団地(北オッカラパ郡区)に携帯電話製造工場を開設した。この工場はミャンマー初の携帯電話製造工場。 同社はミャンマーでサークル・テク・インダストリアル・エンタープライズという社名で営業する予定で、携帯電話と関連アクセサリーなどを製造・販売、またオーレドー・ミャンマー社とも提携する。 同社ディレクターのエーミャ・トゥー・トゥー氏は「台北から技術者を雇用しているが携帯電話の製造はまだできないので、技術者を海外へ留学させたのちに製造することになると思う」と述べた。 [The Myanmar Time]