ヤンゴン市高架式道路の入札、11月に最終落札者を発表

 ヤンゴン市高架式道路の国際入札の最終落札者が11月末に発表されることがわかった。建設省、道路・橋梁局のチー・ゾー・ミィン副総局長が発表したもの。MYANMAR TIMESが伝えた。  チー・ゾー・ミィン副総局長は「今、3グループが残っている。日本、タイ、中国の3つだ。世界銀行が各グループの資金力、財政的安定性を調査しているところで、まもなく結果が出る。最終落札者は11月末に発表する予定だ」とコメントした。ヤンゴン市高架式道路の建設計画の国際入札は2018年5月に関心表明書の募集を開始しスタートした。当初、最終落札者は2020年4月に発表する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により審査手続きが遅延していた。  高架式道路の建設計画は第1期と第2期に分かれ、第1期はヤンゴン市内繁華街東側の上バズンダウン通りからウェーザヤンダー通り、タントゥーマ通り、カイェービン通り、下ミンガラードン通りに出るルートで、全長27.6キロ。第2期を合わせると全長44.1キロとなる。建設省によると、現在第1次審査を通過している企業、連合体は1.VINCI ハイウェイズ(フランス)2.韓国7企業の連合体、3.CCCC(中国)、4.丸紅とJFEの連合体(日本)、5.バンコク・エキスプレスウェー(タイ)、住友商事、IHI(日本)とシュエタウン・エキスプレスウェー(ミャンマー)の連合体、6.CRIGとCDLの連合体(中国)7.CCGCとGGGの連合体(中国)、8.イタリアン・タイと中国企業の連合体、9.Denso-CSCEC連合体(ミャンマー・中国)、10.パワーコンストラクション(中国)となっている。