JICA支援でミャンマーにPCR検査室が開設、「潜伏状態」の疾病検知へ

ミャンマー国立医療検査機関 National health laboratoryで5日、JICAの支援によるPCR検査室開設の祝賀セレモニーが行われた。
2012年3月に立ち上がったプロジェクト「主要感染症対策プロジェクトフェーズ2」によるもので、国内医療機関における主要感染症の検査能力の向上や人材育成に取り組んできたJICAをはじめとする関係者にとって大きな成果となった。
「血液対策分野の専門家たちの努力が実った。陽性反応の検知がしにくかった病気に対する確かな治療が可能」と関係者。検査室に投じられた費用は日本円で2000万円強となっている。