ヤンゴン市内の多数のアパートが無許可で建設

 ヤンゴン市内の多くのアパートが無許可で建設されていたことが明らかになった。ヤンゴン管区議会、財務・計画・経済委員会のチョー・ゼーリャ事務局長の発表をThe Daily Elevenが伝えたもので、これによると、無許可で建設されたアパートが多いのはマヤンゴン、ライン、ティンガンジュン、ドーポン、インセインなどの郡区で、一部のアパートでは既に住民が居住しているという。

 チョー・ゼーリャ事務局長は「アパートを開発、建設したコントラクターが行方不明になっているため、物件を購入した住民が困っている。無許可で建設されたため、電気や水が供給されない。物件を売ろうにも裁判所から差し押さえられているため売却できない。裁判は2014年から開始されているが、決着していない」とコメントした。

 同事務局長によると、12月4日にヤンゴン市開発委員会、議会、住民代表者による話し合いを行い、何らかの解決策を模索する予定となっている。