ミャンマー産マンゴーを通年収穫できる品種に改良へ

 農業・畜産水産・灌漑省、農業研究指導局は、ミャンマー産マンゴーを品種改良し、通年収穫できるよう研究を進めていることがわかった。The Voiceが伝えた。

 同局の発表によると、ミャンマー固有のマンゴー「セインタロン」は例年5月から8月にかけて収穫されるが、これを1年間いつでも収穫できる品種に改良するための研究が行われているという。研究では地域や土壌の異なる44種のマンゴーの木と外国産のマンゴー2品種をそれぞれ掛け合わせる実験などが行われている。

 昨年、ミャンマーで初めてグローバルGAP認証を受けたシャン州南部で収穫されたマンゴー1トンがドイツのミュンヘン市へ輸出され市場で販売したところ、3日で売り切れたことがわかった。現地の小売り業者や消費者から高い評価を受けたという。