日系保険会社5社、ミャンマー地場の保険会社と合弁で参入へ

 外資100%による事業が許可されなかった日系の保険会社5社は、ミャンマー地場の保険会社と合弁し事業を行うことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 計画・財務省の発表によると、東京海上ホールディングスならびに日本生命はグランド・ガーディアン保険と、三井住友海上はIKBZ保険と、損保ジャパン日本興亜はAYA保険と、明治安田生命はシチズン・ビジネス・インシュランスとそれぞれ合弁し、ミャンマーの生命保険や総合保険市場に参入する。これら5社は合弁に関する提案書を5月4日までに提出しなければならない。

 東京海上の出資額は4,400万米ドル、日本生命の出資額は1,800万米ドルと見られている。新会社法の規定により、日系保険会社は合弁会社の35%まで株式を取得する。日系では第一生命が100%外資の保険会社として許可され、生命保険事業に参入することが既に決定している。