ヤンゴンに犬咬傷の治療センターを開設へ

 保健・スポーツ省は、ヤンゴン管区で犬咬傷の症例数が増加していることを受け、近く犬咬傷の治療センターを開設する予定であることがわかった。国営紙Global New Light of Myanmarが伝えた。

 4月22日にネピドーの同省で行われた会議では、中央疫学部長のトゥン・ティン博士は、ミャンマー国内で症例数が増加していることを明らかにした。統計によると、犬に噛まれた人は、2018年には19万人を超えたという。

 保健・スポーツ省では、狂犬病ワクチンと免疫グロブリンを毎年購入しており、今年度は54億Ksを予算計上している。トゥン・ティン博士は、狂犬病予防ワクチンの提供により、狂犬病による死者は大幅に減少したと述べた。ワクチンの接種については、WHO(世界保健機関)が推奨する皮内投与法を用いて投与される予定だという。