ヤンゴン市高架道路の建設計画(第1期)に12社が応札=ミャンマー建設省発表

 建設省は、ヤンゴン市高架道路の建設計画(第1期)に関して12社が応札したと発表した。7Day Daily紙が伝えた。  発表によると、応札した企業、連合体は以下のとおり。 1.VINCI ハイウェイズ(フランス)、2.韓国7企業の連合体、3.CCCC(中国)、 4.丸紅とJFEの連合体(日本)、5.バンコク・エキスプレスウェー(タイ)、住友商事(日本)、IHI(日本)とシュエタウン・エキスプレスウェー(ミャンマー)の連合体、6.CRIGとCDLの連合体(中国)、7.上海Pengxin(中国)とミャンマー建設業協会の連合体、8.メトロ・パシフィック・トルウェイズ(フィリピン)、9.CCGCとGGGの連合体(中国)、10.イタリアン・タイと中国企業の連合体、11.Denso-CSCEC連合体(ミャンマー・中国)、12.パワーコンストラクション(中国)。  高架道路は、ヤンゴン港、ヤンゴン中心部、ヤンゴン国際空港などをつなぎ、ヤンゴン~マンダレー高速道路に直結する。建設省はこの計画に関して世界銀行グループの国際金融公社(IFC)と財務顧問契約を締結し、入札の実施・審査を行い、来年の6月に落札者が決定する見込み。

日本人起業家がミャンマー初の物流プラットフォームを開発

 ミャンマー初となるオンデマンド物流マッチングプラットフォームの提供が開始された。開発したのは、外資100%企業のHtun Khaing International Co.,Ltd.(Managing Director:高田健太氏)。「Hi-So(配送)」と名付けられたこのサービスは、ミャンマーにおける物流の最大のボトルネックになりつつある”ラストワンマイル市場”に一石を投じるもので、荷物を送りたい人と、デリバリーサービスの提供を通じてお金を稼ぎたい人を繋げるミャンマー初のオンデマンド物流マッチングプラットフォームとなっている。  この「Hi-So」は11月12日にヤンゴンのダウンタウンとその近郊エリアからサービスを開始、現在ではヤンゴン市内のほぼ全域でサービスを提供している。「元払い」「着払い」ともに対応しており、COD(現金代引)サービスの年内導入に向け準備をすすめている。モバイルアプリ(iOS/Android)も利用者向けとドライバー向けそれぞれに開発済みで、利用者はアプリを通じてHi-Soドライバーをすぐに見つけ、即日での配達を依頼することが可能。今ドライバーがどこにいて、あとどのくらいでで到着するかのリアルタイム追跡にも対応する。また、ドライバーの評価をユーザーがおこなえる仕組みとしており、サービスレベルの維持・向上も図っている。  Htun Khaing International Co.,Ltd.の高田氏は大阪出身の元商社マン。「ビジネスと社会貢献活動を通してソーシャルインパクトを創出すること」を目標に2018年にミャンマーにて起業した。また、日本語のスラングを紹介するミャンマー人向けのFacebookページは17万人以上のフォロワー数を誇り、アジアトップクラスの日本人インフルエンサーとしての顔も持っている。 <Hi-So Webサイト(英・緬):https://www.hi-so.net/>