ヤンゴン市郊外のタンダビン工業団地開発計画、英国企業が入札のコンサルタントに

 ヤンゴン市郊外のタンダビン郡で実施されるタンダビン工業団地開発計画の入札に、英国のErnst & Young(アーンスト・アンド・ヤング)がコンサルタントとして参加することがわかった。ヤンゴン管区政府が発表したもので、同社が今回の入札の手続きや審査を請け負うことになった。7Day Dailyが伝えた。  タンダビン工業団地は、ヤンゴン市郊外タンダビン郡区ラムタン村周辺の2,200エーカーの土地を開発するもの。工業団地には縫製業、製靴業、製造業などが入り、工業ゾーン、住宅ゾーン、自然保護ゾーンなどに区分けされる。実現すれば15万人の雇用が創出されるという。ヤンゴン市開発委員会のマウン・マウン・ソー議長(ヤンゴン市長)は2018年6月に行われたヤンゴン管区議会で、ヤンゴン市郊外の11郡で工業団地を開発すると発表していた。対象となっている郡は、コムー、クンジャンゴン、カヤン、トングワ、トゥンテー、タンリン、チャウタン、タィッチー、モービー、レグー、タンダビンの11郡。  Ernst & Youngはロンドンを拠点とし、世界150か国で会計・税務、アドバイザリー・サービスなどのプロフェッショナル・サービス事業を展開している。