ミャンマー・トレードネット2.0が開始、輸出入手続きが迅速化

 輸出入手続きの完全オンライン化を実現する「ミャンマー・トレードネット2.0」が、11月12日に開始されたことがわかった。経済・貿易省のタン・ミィン大臣が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 大臣の発表によると、11月12日から開始されたシステムは「ミャンマー・トレードネット2.0」で、輸出入ライセンスの申請、許可、手数料の支払い決済などすべての手続きがオンライン上で完結する。輸出入に関する電子データは関税局に伝送され、ミャンマー電子通関システム(MACCS)と連結し通関手続きや関税の支払い決済もオンライン上で完結するという。このシステムは米国国際開発庁(USAID)が、電子通関システム(MACCS)は日本の協力により実現した。

 タン・ミィン大臣は「これまでは輸出入の手続きに時間や労力がかかった。これからはそれらの無駄をなくすことができる」とコメントした。