トランプ氏勝利に在米ミャンマー人は落胆

アメリカ大統領選で、大方の予想に反し共和党のトランプ氏が勝利したことを受け、在米ミャンマー人の多くが落胆の声を上げている。 バージニア州に住むウイン・ミィン氏は「トランプ氏が勝利したことは、ミャンマーにとって憂慮すべきこと。彼は米国のことしか考えていない。我々のような移民に対する風当たりも強くなり、経済も国内優先でミャンマーへの投資や支援も鈍るだろう」と落胆を隠さない。 ワシントンD.C.に住むター・ター・ミィン氏は「彼の外交政策は他国と協調するような姿勢ではない。オバマ大統領のようにアジアを重視せず、ましてやミャンマーなど相手にしないだろう。ミャンマーとの関係は低調になるのではないか」とコメント、アメリカ国籍に帰化したロン氏は「彼はアウン・サン・スー・チーさんのことも知らないだろう。ミャンマーとの関係が今以上に良くなることはありえない。オバマ大統領が引退する前に経済制裁が解除されてよかった」と語った。 米国内には20万人のミャンマー人が居住している。ミャンマー人のFacebookではクリントン氏が敗れたことを悔やむコメントであふれていた。 [7Day Daily] 2016/11/10