「連邦政府」第1回会議を開催、暫定政府から名称を変更か

 軍評議会傘下の連邦政府は9月27日、第1回目の会議を開催した。国営新聞Myanma Alinnが28日に伝えたもの。会議の名称は「連邦政府第1回目の会議」で、「暫定政府」という名称が消えた。  会議にはミン・アウン・フライン首相(軍評議会議長)、ソー・ウイン副首相(軍評議会副議長)、ミャ・トゥン・ウー大将、ティン・アウン・サン大将、ソー・トゥッ中将、ヤー・ピィ中将、ウイン・シェイン、アウン・ナウン・ウー、マウン・マウン・オウン、キン・マウン・イー、ワナ・マウン・ルイン、キン・イーなど各省庁の大臣が出席。  会議でミン・アウン・フライン首相が発言した要旨は以下の通り。 ①総選挙で不正を働き、排除された者たちが法律に従った解決法を取らず、暴力に訴えている。 ②国民統一政府(NUG)は破壊活動の道を選んだが、我々は民主主義を貫く。 ③NUGには国を発展させるための政策は何もなく、国を破壊しようとしている。 ④国軍は国民の意思を尊重している。 ⑤地方の州が発展するよう優先的に取り組む。 ⑥州が発展すれば我々に対する信頼が増し、平和で豊かな国になる。 ⑦国民の食習慣を改め、食用油の摂取を控えなければならない。そのための啓蒙活動を行う。 ⑧食用油の需要が下がれば輸入が減り、外貨を確保できる。