中央銀行がドル売り介入もドル高チャット安はさらに進行

 ミャンマー中央銀行は、9月に入ってから5回目となるドル売り介入を行ったものの、外部レートは1米ドル=2.300Ksまでドル高チャット安が進行した。DVB Burmese Newsが9月27日に伝えた。

 ミャンマー中央銀行は、9月27日に1米ドル=1,755Ksで1,500万米ドル分のドル売り介入を行った。これにより、今月のドル売り総額は6,300万米ドルとなった。この日の外部レートは1米ドル=2,300Ksまでドル高チャット安が進行し、史上最高値を記録した。

 ドル高チャット安に伴い、金(ゴールド)の相場価格も急上昇し、1ビス(約16.5g)あたり200万Ksを超えた。クーデター前の相場価格は130万Ksだった。