新年度にヤンゴン管区内で実施の開発計画が議会で発表

 新年度(2019年度)にヤンゴン管区内で実施される予定の開発計画に関し、ヤンゴン管区議会で財務・計画・経済委員会から発表があった。The Daily Elevenが伝えた。  同委員会のチョー・ゼヤー事務局長によると、ヤンゴン管区内で今後実施される予定の開発計画は149件あり、そのうち2019年度に実施される予定の開発計画は、レグー郡とタンタビン郡で予定されている工業団地開発計画(レグー郡は韓国、タンタビン郡は台湾・香港が開発)のほか、約80億ドルが投じられるヤンゴン市西部開発計画(開発エリア:22,240エーカー)、ヤンゴン市対岸のダラ・シティセンター開発計画(145エーカー)、1,912億Ksを投じて開発されるミンガラータウンニュン郡区のサンチーワ運輸中央センター(642エーカー)、ダゴンニュータウン(東部)の近代的工業団地・住宅開発計画(9,405エーカー)、コムー~クンジャンゴン郡付近の深海港および港湾開発計画(1,051エーカー)、ダゴンニュータウン・セィッカン郡区の公務員住宅開発計画(183エーカー)、ラインターヤー郡区グエピンレー工業団地付近の内陸港開発計画(244エーカー)などとなっている。  これらのうち、現時点でヤンゴン管区議会で承認されているものは、レグー郡とタンタビン郡の工業団地開発計画のみとなっている。

アウンサン将軍の一生を描いた映画、9月末からクランクイン

 アウンサン将軍の一生を描いた映画「アウンサン」の撮影が、9月末から開始されたことがわかった。同映画監督のルー・ミン氏が発表したもので、7Day Dailyが伝えた。  同映画の撮影開始を祝う式典が9月24日にヤンゴン市内で行われ、将軍の娘にあたるアウン・サン・スー・チー国家顧問も出席した。ルー・ミン監督によると、映画は撮影開始から5か月以内にクランクアップする予定で、2020年の総選挙前までに一般上映を実現したいとしている。映画は117の場面で構成され、日本に現存する鈴木大佐の実家でのロケも予定されているほか、日本軍の軍人や指導教官役を演じる日本人も出演。当時の雰囲気を再現するため蒸気機関車や蒸気船も使用され、ロケは大がかりなものとなるという。  映画にはルー・ミン、ヤン・アウン、カン・シー・トゥー、モー・ヘー・コーなどミャンマーを代表する有名俳優が出演するが、アウンサン将軍役は一般から選ばれたチョー・チョー・ミョーさんが演じる。最初のロケ地はヤンゴン市内の国立博物館内で、アウンサン将軍の幼少時代のシーンが撮影される予定となっている。