エーヤワディ管区政府、高利貸しを摘発すると発表

 エーヤワディ管区政府の計画・財務担当のテー・ウイン大臣は、無許可営業の高利貸し業者を摘発し処罰する方針を明らかにした。同管区議会の会議において議員の質問に答弁したもの。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマーでは、当局から許可を得ず高利貸しを営業している者が多く、市民が10万Ksを借りた場合、翌日に2,500Ksの利息をつけて返済しなければならないという。返済が滞った場合、1か月で利息が75,000Ksに達するという。100万Ksを借りた場合、返済金額が500万Ksまで膨らみ、返済に困った農民が農機や農地を手放す事態になっている。

 大臣は「高利貸しによる法外な利息の返済で困っている者は、警察に訴えることができる。高利貸しからの借金により、様々な犯罪が起きている」とコメントした。