ミャウー古代遺跡を世界遺産に、原案をユネスコに提出

 ミャンマー政府は、ラカイン州のミャウー古代遺跡をユネスコの世界遺産に登録するため、提案書原案を9月24日に提出したことが明らかになった。文化・宗教省、古代文化・遺跡局が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 同局のテイン・ルイン副総局長は「提案書の原案をオンラインで提出し、さらに在フランスミャンマー大使館からも書面で提出した。原案が受理されるかどうかは11月または12月に決定される」とコメントした

 提案書の原案は、国内外の歴史専門家や地元の団体、関係省庁の職員などにより作成され、3,000ページに及んでいるという。内容はミャウウー古代遺跡の歴史的背景、特徴、古代都市の構成、建築技術、地図などで、遺跡の管理・保存については含まれていない。世界遺産に登録されるかどうかの最終決定は、2021年6月または7月になるという。