バゴー管区首相が問題発言を連発、教育関係者から非難の声

 バゴー管区政府のウイン・テイン首相が問題発言を連発し、教育関係者などから激しく非難されていることがわかった。7Day Dailyが伝えた。  問題発言は、10月5日に首相がバゴー管区ナッタリン郡内の小中学校を視察した際に飛び出した。同首相は「田舎の小中学校に赴任する女性の教師をその土地に永く住ませるために地元の男たちはその女性教師を積極的に口説くべき」と演説し、周囲を唖然とさせたという。この発言内容に対して教育関係者から激しい非難の声が上がっている。同首相は、今年の7月にもバゴー管区内の窯業の経営者に対して「原子炉を製造できるようになるまで努力しなさい」と発言し、物議をかもした。  首相は非難の声に対し「田舎の小中学校に赴任する女性教師のために十分な宿舎がないため、赴任してもすぐに他の町に行ってしまう。永く勤務してもらうためにはその土地の男性と結婚するのがよいので、軽はずみな発言をしてしまった。もし、私の発言で女性たちを傷つけたのなら謝罪したい。これほどシリアスに受け止められるとは思っていなかった」と釈明した。