MIC議長、2019年度の外国投資額を史上最大と予測

 ミャンマー投資委員会(MIC)の議長は、2019年度の外国投資額はミャンマー史上最大になると予測した。10月19日に行われたミン・スエ副大統領と実業家との懇談会で発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー投資委員会のタウン・トゥン議長(投資・対外経済関係省大臣)は「2019年度のミャンマーの経済成長率について世界銀行が6.8%、アジア開発銀行が6.6%という高い数値を予測している。今月末に発表される世界銀行のドゥーイング・ビジネス(ビジネスのしやすさランキング)でも大幅にランクアップが期待されている。これらが外国投資を後押しすることは確実だ。2019年度はミャンマー史上最大の外国投資額になるだろう」とコメントした。

 2018年度の外国投資額については、当初は58億米ドルと予測していたが、ラカイン州の民族問題や内戦などが影響して欧米からの投資が冷え込んだため、実際には44億米ドルにとどまった。