ミャンマーでコンサート用の会場確保が困難に
ミャンマーで、芸能人などによるコンサートやイベントが急増しているため、主催者はコンサート会場を確保することが困難となっていることがわかった。以前は、雨期にコンサート開催は控えられていたが、民主化後は時期に関わらずコンサートが行われるようになったことが背景にある。 シュエシン・エンタテイメントの関係者は「昨年よりコンサートが多く、場所探しが困難になった。6カ月以上前から会場を押さえなければならない」とコメント。 ヤンゴン市内でコンサートが実施できる会場は、MCCホール、国立劇場、ミャンマー・イベントパーク、カンドージー公園内特設ステージなど非常に限られている。 [The Daily Eleven] 2016/9/6
ミス・インターナショナル・ミャンマー2016が決定
ミス・インターナショナル・ミャンマー2016の最終選考会が9月5日にヤンゴン市内メリアホテルで行われ、イン・ジン・トゥーさんがグランプリを受賞した。 最終選考会は20人でスタート。第3ステージに残った3人に対し公開選考が行われた。 「ミスに選ばれた場合、震災の被害に遭ったバガンの復興のためにどう参画するつもりか」という質問に対して、イン・ジン・トゥーさんは「バガンがユネスコの世界遺産に登録されるよう努力する」と回答し会場から大きな拍手が起きた。 イン・ジン・トゥーさんは今秋東京で開催されるミス・インターナショナル世界大会にミャンマー代表として出場する。 [7Day Daily] 2016/9/6
ミャンマー・インド経済団体間で同意書に調印
ミャンマーのマンダレー商工会議所連盟(MRCCI)とインド・ミャンマー経済貿易商工会(IMCCI)の間で8月29日、経済事業や貿易の促進に関する同意書の調印式が行われた。ティン・チョー大統領のインド訪問中に行われたもの。 インド側(IMCCI)のロヒントン副会長は「この同意書の調印により、両国の民間同士で経済事業や貿易が発展することを期待している。ミャンマーはアセアンの中でインドと唯一国境を接していることから、他のアセアン諸国との貿易の発展にも繋がる」と期待を示した。 インド・ミャンマー経済貿易商工会(IMCCI)は1999年に設立された。 [7Day Daily] 2016/8/30
ミャンマーでドイツ系企業のオンラインショップが好調
ドイツ系企業のオンラインショップ(shop.com.mm)が好調に売上げを拡大している。同社は9月2日の記者会見で、さらなる事業を拡張するため、ヤンゴン市に続きミャンマー中部のマンダレー市に第2の拠点を設置したことを明らかにした。 同社のサミット取締役社長は「マンダレーに拠点を置いたことにより、これまで配送に2~3日かかっていたミャンマーの中部地域に同日配送が可能となった」とコメントした。 同社は、Amazonをモデルにした電子商取引でバングラデシュとパキスタンなどで事業を拡大している。オンラインショップでは約12,000種類の商品を扱い、VISA、マスターカードなどで決済が可能。 [7Day Daily] 2016/9/3
スー・チー国家顧問と安倍首相が会談、ミャンマーに1,250億円の支援を表明
ASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳らが出席する東アジア首脳会議に向けラオスを訪問中のアウン・サン・スー・チー国家顧問と安倍首相は9月7日、会談を行った。ミャンマーの新政権が発足して以降、両氏の会談は初めて。 安倍首相は、21世紀ピンロン会議の成功を祝福し、ミャンマーの経済発展および国民和解の実現に向けたスー・チー国家顧問の尽力に対し全面的に支援する旨を表明した。また、日本への早期訪問を要請したうえで、貧困削減や農村開発などの分野に対し、新たに1,250億円の円借款供与を決定したことを伝えた。スー・チー国家顧問はこれに対し「力強い支援に感謝する。できるだけ早く訪日したい」と述べた。 また、安倍首相は「ミャンマーの発展にはODAのみならず、民間企業による投資が非常に重要。日本は、官民の緊密な連携のもと民間投資を大いに促進したい」と述べた。
ミャンマー連邦平和協議大会(21世紀ピンロン)開催
ミャンマー国内の平和と真の連邦制(フェデラル制)の実現を目的とする連邦平和協議大会(21世紀ピンロン)が、8月31日から9月3日までネピドー市内で開催された。ティン・チョー大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問、国軍司令官、両院議会議長、各武装勢力、など1,700人以上が参加する中、日本からは樋口建史駐ミャンマー大使と笹川陽平ミャンマー国民和解担当日本政府代表が出席した。 開幕のスピーチでアウン・サン・スー・チー国家顧問は「長年の努力にも関わらず国内平和が実現しなかった教訓を生かし、私たちの時代に私たちの手で、みんなで力を合わせて新しい歴史の1ページを作っていこう」と訴えた。スー・チー氏はスピーチの中で、テイン・セイン政権時代の国内平和に向けた努力を称えたが、元大統領は出席しなかった。 一旦出席の意向を表明していた中国国境のコーカン軍、アラカン軍、タアウン民族独立軍の3つのグループは出席しなかった。 2016/9/5