ミャンマー警察、タイの爆発事件を受け警備を強化

8月17日にタイのバンコクで発生した爆発事件を受け、ミャンマー警察は陸路・空路・海路にある全てのチェックポイントおよび国境ゲートで警備を強化している。また、爆発危険物を保管する場所等での緊急調査、走行中の自動車への調査なども行なっている。 ヤンゴン管区総務事務局は、宗教施設への監視カメラ設置、不審者を見かけた場合に警察署や郡区事務局などに報告することを宗教施設の管理人らに指示した。ミャンマー警察の関係者は「国境ゲートや人が多い場所および宗教施設などで警備を強化している。国民も調査などに応じ、警備に協力することが大事。不審な人物を見かけた場合に警察へ迅速に報告してくれれば、事件発生の予防につながる」とコメント。 シュエダゴンパゴダ警備警察のアウン・ナイン・トゥン氏は「人の出入りが多いシュエダゴンパゴダは、あらゆる場所に監視カメラが設置されている。東西南北にある4つの門など人が多い場所では約200人が警備にあたっている。特別警備が必要になった場合は、郡区の警察署にも協力を要請する。パゴダの横を走るピィ通り、ミニゴンおよびハンタワディロータリーでもパトロールカーによる警備を行っている」とコメントした。 [The Voice]