軍評議会ナンバー2 ティラワ経済特区を視察

 軍評議会(SAC)ナンバー2のソー・ウイン副司令官は10月27日、ティラワ経済特区(SEZ)を視察した。  ソー・ウイン副司令官は、ティラワSEZ内の会議室で同SEZ管理委員会のイェー・ナイン・トゥン議長、経済・貿易省大臣でミャンマー経済特区作業委員会議長のアウン・ナイン・ウー氏から現在の稼働状況などに関して説明を受けた。  ソー・ウイン副司令官は、「ティラワ経済特区を手本として、ダウェー経済特区やチャウピュー経済特区の開発を早期に行う必要がある」とし、セキュリティ強化のために、警備会社を入札方式で選定するよう指示した。また、国際機関の金融活動作業部会(FATF)がミャンマーをブラックリストに載せたことに関し、「ミャンマー中央銀行(CBM)が効果的に対処したが、外国企業の間で不安が残っているためCBMの担当者を派遣し説明させる」述べた。  さらに、外国投資家が安心して投資できる環境を整備し信用を得ることを目指し、新たな外国投資を招致するよう指示した。  ティラワSEZ管理委員会によると、現在ティラワ経済特区には21か国114社が投資をしているという。