ミャンマーシチズン銀行がIFCと顧問契約

 ミャンマー地場のミャンマーシチズン銀行が、国際金融公社(IFC)と8月14日に顧問契約を締結したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマーシチズン銀行は、国際金融公社から内部改革や経営力強化のために2年間指導を受ける。国際金融公社の長年にわたる銀行業務の経験やマーケッティング力により、銀行業務の効率化を図り、支店網の拡張、銀行間ネットワークの構築など経営体制を改革する方針。

 ミャンマーシチズン銀行は1991年に創業し、2016年8月にヤンゴン株式市場に上場。現在、ミャンマー全国に27の支店を開設している。IFCは、投融資とアドバイザリー、資産運用という3つのサービスを主軸とし開発途上国の民間セクターの開発を支援している。なお、日本はIFC設立(1956年)当初からの加盟国で、出資比率が加盟国中第2位の株主となっている。