エアバスがミャンマーに売り込み、A220-300型機を披露

 欧州の航空機大手エアバス製航空機が、7月31日にデモツアーでヤンゴン国際空港に飛来し航空会社や報道関係者が試験飛行を体験した。The Voiceが伝えた。

 デモツアーで使用されたのはエアバスA220-300型機で座席数は143席。デモツアーのコースはソウル・インチョンからヤンゴン、ハノイ、バンコク、クアラルンプールに立ち寄り、8月6日には愛知県の中部国際空港(セントレア)にも飛来した。

 エアバス A220-300型機は、元々ボンバルディアが開発し、CS300型機の名称で販売していたもので、同事業を買収したエアバスによりA220-300型機へと改称。併せて、ボンバルディア CS100型機はA220-100型機として販売している。エアバス社の発表によると、世界の航空会社80社がエアバス機を導入、現在1,500機が現役として活躍中で、受注残は1,500機に上るという。アジア・太平洋地域で60%のシェアを獲得している。