ヤンゴン市高架式鉄道の第5回調査発表会が行われる

 ヤンゴン都市鉄道整備計画(Yangon Urban Mass Rapid Transit=YUMRT)に関して、実行可能性調査を行っているJICAが7月26日に第5回調査発表会を行った。The Daily Elevenが伝えたもので、発表会には運輸・通信省のチョー・ミョー副大臣、ヤンゴン市長、ミャンマー国鉄の幹部、JICAの調査チームなどが出席した。

 JICAによる実行可能性調査は2018年5月から開始されており、2019年9月または10月に終了する予定となっている。計画ではヤンゴン市を東西に結ぶ「東西線」と南北に結ぶ「南北線」が高架式鉄道により建設される予定で、東西線のラインターヤーとパラミ通りを結ぶ区間を優先的に進める案が浮上している。

 運輸・通信省のチョー・ミョー副大臣は「JICAがこれまで行った調査の結果報告を運輸・通信省やヤンゴン市長などに報告した形だ。調査はまだ終わっていない」とコメントした。