縫製工場経営者が暴力団を使ってスト中労働者を排除
ヤンゴン管区ラインターヤー工業団地にある縫製工場で、経営者がストライキ中の労働者グループに対して暴力団を使って排除する事件が起きたことがわかった。The Voiceが伝えた。 労働者側が7月1日に記者会見を行い発表したもので、これによると、労働者側は工場内の福利厚生の改善を求めて6月27日からストライキを開始。これに対し経営者側は暴力団を使って6月28日の深夜に労働者グループを襲撃させ、排除したという。労働者側のワナ・トゥンさんは「経営者側から雇われた暴力団の組員20人が2台の車にい分乗して工場にやって来た。彼らは無抵抗の女性18人に対して殴る、蹴るの暴行を加えた。妊娠中の女性はお腹を蹴られて流産してしまった」とコメントした。 労働者側は経営者側に対し、慰謝料として20億Ksを支払うよう要求している。