ヤンゴン市開発委員会、市内の31市場を民営化へ

 ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は、管理している市内184か所の市場のうち31か所が民営化されることを明らかにした。The Voiceが伝えた。

 同委員会のタン副事務局長の発表によると、民営化される31か所のうち21か所はPPP(官民連携)による管理・運営方式に、10か所は市場管理者の権限を民間に委託し、完全に民営化される。同委員会では民営化に向けた入札を近く実施する予定。完全民営化される市場は、ライン、ラインヤダナー、ボージョー、新ボージョー、レーダン、ニャウンビンレー、ティッパン、タケタ(1)、ダゴン東部(2)、バダウミャインの10か所。現在、ジャンクションシティ内の市場で市場管理者による民営化が実現している。

 タン副事務局長は「市場の管理・運営に国家予算を使用しないようにするため民営化を行う。同時に市場の高度化と商品陳列の方法を改善する」とコメントした。