ダウェーとタイを結ぶ高速道、2020年10月から建設開始

 ダウェー経済特区とミャンマー・タイ国境のティーキーを結ぶ高速道路の建設工事が2020年10月から開始されることがわかった。建設省のハン・ゾー大臣が発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。

 発表によると、この高速道路は上下4車線で全長は165km。基礎調査と設計、建設工事にタイ政府の借款(45億バーツ)が充てられる。今年の9月末までに道路建設に関する最終レポートが提出される予定となっている。

 高速道路はダウェー経済特区の開発計画における基幹となるもので、完成すれば開発計画を後押しするだけでなく、地元経済にも大きな効果をもたらすものとして期待されている。ダウェー経済特区の開発計画に関して、ミャンマー、タイ、日本の3国が共同開発することで2015年に合意。当初は重化学工業を中心に開発する計画だったが、軽工業とインドへの物流拠点に変更することが検討されている。