NLD政権に移行後の日本からの直接投資は5億米ドル

 NLD政権に移行後も日本からミャンマーへの直接投資は振るわず、5億米ドル()に留まっていることがわかった。投資企業管理局(DICA)の発表を7Day Weeklyが伝えた。

 DICAの発表によると、NLD政権に移行後の3年間で170億米ドルの外国投資が入ったが、日本の投資額は全体の5%にも満たなかったという。3年間でもっとも投資額が多かったのはシンガポールで、次いで中国、香港、タイ、日本の順となっている。

 在日ミャンマー大使館で経済担当官に就いた経験を持つ投資企業管理局のミン・ゾー・ウー局長は「日本企業はインフラが整備され確実になったときに投資する傾向がある。今後に期待したい」とコメントした。

※シンガポール等の第三国経由での日本の投資は統計上含まれない。また、外国投資法に基づく投資額のため、経済特区法に基づくティラワSEZへの投資は含まれない。