ハンタワディ国際空港、日本政府と建設の合意書に調印へ

 頓挫しているハンタワディ国際空港の建設計画に関し、2020年の前半にも日本政府と建設に向けた合意書に調印される見通しであることがわかった。航空運輸管理局のイェー・トゥッ・アウン副総局長が発表したもので、The Daily Elevenが伝えた。

 同副総局長は「現在日本政府と空港建設に向けて協議を継続している。2020年の第1四半期に協議がまとまり合意書に調印できる見込みとなっている。建設業者選定の入札は日本で行われる」とコメントした。

 運輸・通信省のチョー・ミョー副大臣によると、ハンタワディ国際空港の建設に向け日本・ミャンマー合同準備委員会が設置され協議が断続的に行われているという。空港建設の総工費は15億米ドルが見込まれ、ミャンマー政府から3,600ヘクタールの土地が提供される。空港へのアクセスは第1段階として高速道路が、第2段階として高速鉄道が建設されることになっている。