日本政府、職業訓練学校整備計画の交換公文に署名

 在ミャンマー日本国大使館の丸山市郎大使は6月27日、ネピドーでミャンマー計画・財務省のセッ・アウン副大臣と「日本ミャンマー・アウンサン職業訓練学校整備計画」に関し交換公文に署名した。

 これは、日本の知見を生かした質の高い職業訓練を行うために、ヤンゴン市において、新たに設立された職業訓練学校の施設・機材を整備するもので、総額27億2,600万円を限度とする無償資金協力。2016年11月にアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が来日した際に安倍総理大臣が表明した「官民合わせて5年間で8,000億円」のコミットメントの実施に関するもの

 日本政府・外務省の発表によると、この計画により、2022年までに新設される職業訓練施設で新規の自動車整備コースおよび電気関連コースにおいて、3年間で各コースそれぞれ合計200人の学生を受け入れることが可能になるとしている。