日本生命が地場企業に出資、合弁会社を設立へ

 生命保険大手の日本生命は、ミャンマー地場のグランド・ガーディアン保険に2,100万米ドルを出資し合弁会社を設立することがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、日本生命はミャンマー財閥シュエタウングループ傘下のグランド・ガーディアン保険に対して2,100万米ドルを出資し35%の株式を取得し、合弁会社「グランド・ガーディアン・ニッポンライフ・インシュアランス」を設立する。計画・財務省から10月に合弁会社が正式に許可される見込み。

 日系の保険会社では、東京海上、SOMPOホールディングス、三井住友海上火災保険の損害保険3社と、生命保険では日本生命と太陽生命保険の2社が合弁設立を申請し候補企業として認められている。また、第一生命は4月5日に100%子会社形態での生命保険事業を行うための仮認可を得ている。これまでに外資100%の仮認可を得たのは、日本の第一生命ホールディングス、香港のAIA、イギリスのプルデンシャル、米国のチャブ保険、カナダのマニュライフの5社。