労働省、ラオスへの出稼ぎ労働を許可へ
労働・入国管理・人口統計省が、ラオスへの出稼ぎ労働を正式に許可する方向で検討していることがわかった。7Day Daily紙が伝えた。 5月6日に行われたミャンマー海外労働者派遣業協会の会合で同省の大臣が発表したもので、これによると、ラオスには中国による経済ゾーンがあり、中国人が経営する工場などでミャンマー人出稼ぎ労働者が4万人ほど働いているという。ミャンマー政府はラオスへの出稼ぎをこれまで許可していないが、現状を考慮し近く2か国間で覚書(MOU)を締結し正式に許可する方向で検討している。 ミャンマー政府が出稼ぎ先として許可している国は、日本、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、UAE、マカオ、ヨルダン、カタールの9か国となっている。
ヤンゴン動物園にアドベンチャーランドが開業
ヤンゴン動物園内にアドベンチャーランドが開業したことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。 同施設の名称は「ジップライン・アドベンチャー」。主なアトラクションは、「ジップライン」と呼ばれるワイヤーを張った空間をと滑車を使って滑り降りるアクティビティー。その他には、木をよじ登る「ツリークライミング」や、壁を登る「ウォールクライミング」、50フィートの高さから飛び降りる「クイックジャンプ」など。施設の利用には、動物公園の入園料のほか、ジップラインは4,000Ks、その他のアトラクションは1,500Ksの料金が必要。また、「ジップライン」には90~250ポンドの体重制限がある。 ミャンマー国内には、ゴールデンロックに付近の「チャイトー・セインレーティン公園」や、マンダレー市郊外「7マイル・レジャーランド」の2か所に同様のアクティビティーがある。
現代自動車がSKD方式で新車を生産へ
韓国の現代自動車は、ミャンマー総代理店のインターナショナルKLMを通じてSKD方式により新車「グランドi10セダン」を生産すると発表した。The Voice紙が伝えた。 「グランドi10セダン」は5人乗りのコンパクトカーで、排気量は1200cc。ミャンマー国内の販売価格は2,520万Ksで、ヤンゴン管区ナンバーの取得も可能となっている。3年間または10万キロまで保証があり、不具合が起きた場合は無料で修理が受けられる。同社は「クレタ」「アクセント」などの車を生産している。 「グランドi10セダン」の購入については、ユナイテッド・アマラ銀行またはCB銀行において頭金20%を支払うことにより5年ローンを組むことも可能となっている。
バングラ機がヤンゴン国際空港で着陸失敗、1人が重体
5月8日18時52分頃、ダッカ発ヤンゴン行きのビーマン・バングラデシュ航空BG-60便(使用機材:ボンバルディアDHC-8)がヤンゴン国際空港で着陸に失敗し、乗員乗客36人中18人が負傷(うち1人は重体)する事故が発生した。7Day Daily紙が伝えた。 ヤンゴン国際空港、航空運輸管理局の発表によると、同機は大雨と強風の悪天候の中、着陸を試みたが失敗。再度上昇を試みたが滑走路を外れた位置に停止した。この事故により両翼が破損、胴体も大破した。負傷者のうち客室乗務員1名が意識不明の重体だという。 事故により滑走路が一時閉鎖されたが、21時ごろに再開。成田空港への直行便(全日空 NH814)も出発が2時間ほど遅れた。
ミャンマー初のアイススケートリンクが開業
ミャンマー初となるアイススケートリンクがヤンゴン市内のトーウイン通りに4月28日に開業した。The Voice紙が伝えた。 このスケートリンクは、ミャンマー・エコノミック・ホールディングス(MEC)と大手財閥トゥーグループが共同で開発している複合施設「ロイヤル・スポーティメント・コンプレックス」内に開業したもの。アイススケートリンクの利用料は1時間あたり15,000Ks、見学のみの場合は3,000Ksと設定されている。営業時間は10:00~22:00。日本人コーチ1人、ミャンマー人コーチ5人が指導する。オープン式典では日本の女子大学生11人がアイスダンスを披露した。 「ロイヤル・スポーティメント・コンプレックス」にはボーリング場、レストラン、カフェなどが併設され、映画館も開業する予定。
米国との貿易額が10億米ドルに達する見込み
ミャンマー商工会議所連盟は、2018年度の米国との貿易額が10億米ドルに達する見込みであることを明らかにした。同連盟のテイン・ハン副会長が発表したもの。7Day Daily紙が伝えた。 ミャンマー商工会議所連盟は4月30日~5月1日の2日間、米国トレードミッションと会合を行った。米国側からはIT、金融、工業、石油・天然ガス、飲料、環境サービス 、航空産業などの代表者が出席し、ミャンマー側からは高級米、コーヒー豆、水産物の輸出拡大などについて話し合いがもたれた。 同連盟のマウン・マウン・レー副会長は「米国が代表団を派遣したことは、政治的な問題によりミャンマーを置き去りにするつもりがないことを物語っている」とコメントした。2017年度のミャンマーの対米貿易額は輸出:2億8千万米ドル、輸入:4億3千万米ドルだった。