国内米価が急落、過去3年間で最低水準に
ミャンマー国内の米価が急落し、過去3年間で最低水準まで落ち込んでいることがわかった。7Day Daily紙が伝えた。 ミャンマー米協会の発表によると、現在の1袋あたりの小売価格(下等米、砕米率25%)は、19,000Ksから16,500Ksまで下落しているという。同協会のネー・リン事務局長は「中国がミャンマー米の輸入を凍結していることが主な原因と考えられるが、農民が銀行からの借金を早く返済するために収穫したばかりの籾を一斉に売っていることも原因の一つだ」と分析している。 ミャンマー国内の米生産量は1年間に1,400万トンで、このうち国内需要は1,000万トン。400万トンの余剰分があるが、昨年度の米輸出高は250万トンだったため、150万トンの在庫が過剰となっている。