ヤンゴン市環状鉄道の高度化工事は2020年5月に完了予定
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現在の環状線は、かつてJRで活躍した気動車が走行している
ミャンマー国鉄のトゥン・アウン・ティン技術部長は、日本の円借款により進行中のヤンゴン市環状鉄道の高度化工事について、2020年5月に完了する見込みであることを明らかにした。7Day Daily紙が伝えた。
発表によると、高度化工事は2018年から開始され現在の進捗度は40%。日本の鉄道技術者の支援を受け、地場のシュエタウンとA1が工事を請け負っている。工事の完了後は、日本製の新型車両を2022年から順次投入し、スピードアップを図る。ミャンマー国鉄はこれにより、1日の利用者が7万人から26万人に増加すると見込んでいる。新型車両はディーゼルを燃料とするが、電力が十分に供給される場合は電車としても運行できるハイブリッド車両だという。