ミャンマーの学校教育、教員と校舎が不足

 教育省のミョー・ティン・ジー大臣は、ミャンマーの小中校の学校教育に教員が約9万人、校舎が45,000軒不足していると発表した。5月10日に行われた民族代表院(上院)で答弁したもので、7Day Daily紙が伝えた。

 大臣の答弁によると、ミャンマー全国の教員不足数は小学校:50,820人、中学校:24,030人、高等学校:13,076人、不足している校舎(30×60フィート)は45,993軒となっている。

 ミャンマー全国には49,423の学校があり、教員数は40万人、生徒数は900万人。教育省大臣は「毎年、予算を増やして教員を増員している。教員が足りない学校では2部制にし、対応している」とコメントした。