アフリカに輸出のミャンマー米18,000トンが廃棄処分に

 アフリカのコートジボワール向けに輸出されたミャンマー米(砕米率25%)18,000トンが、現地の港で廃棄処分されたことがわかった。The Voice紙が伝えたもので、ミャンマー米協会の発表によると、ミャンマー米24,000トン、インド米14,000トンを積み込んだ船がコートジボワールの港で陸揚げ後、長期間貯蔵されていたため腐敗したという。このミャンマー米はシュエーワーヤウン、エーヤヒンター、ミャンマー・エコノミック・コーポレーション(MEC)の3社が輸出したもの。

 ミャンマー米協会のイェー・ミン・アウン会長は「ミャンマー側の港渡し(FOB)契約のため、ミャンマー政府や輸出業者の責任ではないと考えている。船に積み込み後のことはバイヤーに責任がある」とコメントした。

 ミャンマー米が大量に処分されたというニュースにより、国内の米市場では動揺が広がっている。