チン州にノルウェー企業が水力発電事業に投資

 開発がもっとも遅れているとされるミャンマー北西部のチン州に、ノルウェー企業が水力発電事業に投資することがわかった。同州に対する初の外国投資となるもので、7Day Daily紙が伝えた。

 3月16日にヤンゴン市内で行われたチン州投資セミナーにおいて、チン州政府と国外1社、国内企業3社との覚書が締結され、ノルウェーのエネルギー会社がチン州内に水力発電所を建設することが合意された。4社の総投資額は5,400万米ドルとなる見込み。ミャンマー国内企業であるK.L.アメイジングは12億Ksを投じてホテルを建設し、その他の国内2社はパラワ市内の発展事業と果物の加工事業に投資する。

 チン州政府、開発・電力・工業担当のソー・テッ大臣は「チン州内には豊富な水源があり、25か所で水力発電所を建設する計画があるが、事前調査は8か所しか行っていない。この分野への外国投資を期待している」とコメントした。