結婚できる年齢が18歳に、民族代表院で可決

 ミャンマー国民の結婚できる年齢が18歳に定められることがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 3月13日に行われた民族代表院(上院)の会議で可決されたもので、会議では「子どもの権利に関する法律」が審議され、その第23条に結婚できる年齢(婚姻適齢)を男女共に18歳と定めると条文に盛り込まれた。しかし、条文の文言をめぐり人民代表院(下院)と意見が異なっているため、連邦議会で再度審議され採決される見込みとなっている。

 ミャンマーでは独特の慣習法があり、婚姻適齢がはっきりと定められていなかった。そのため、地方の教育を受けていない女性が早期に結婚、出産し、経済的・社会的・健康的に様々な問題が発生している。