今年に入り中国からミャンマー人労働者3,300人が送還

 中国国境の町ムセの人身売買撲滅特別警察隊は、中国からミャンマー人労働者3,300人が送還されたと発表した。The Voice紙が伝えた。

 同警察隊の発表によると、今年1月1日から3月9日までに送還されたミャンマー人労働者は、男性:2,800人、女性:500人で、マグェー管区、ザガイン管区出身者が大半を占めているという。

 同警察隊のチョー・ニュン警部は「国内で仕事がないため不法就労を知りながら1週間有効の国境通過パスで中国に渡っている。ミャンマー政府は中国への出稼ぎ労働を認めていない」とコメントした。ミャンマー人の出稼ぎ労働者は、中国雲南省の町で製鉄、精肉、携帯電話の部品製造、縫製、農業などの仕事に従事しているという。